身体の免疫力を高めることでがん細胞を抑制する免疫療法について、その特徴や種類を紹介しています。
がんの三大治療といえば、外科治療(手術)、化学療法、放射線治療です。この三大治療に加えて、近年注目を集めている「第4のがん治療」が免疫療法です。
免疫療法とは、身体の免疫を高めることで、がん細胞を排除しようとする治療法。通常、人間の体内で発生しているがん細胞は、免疫によって「異物」と判別され、排除されています。ここで中心的な働きをするのが、白血球と、白血球に異物の情報を伝達する役割をもつ樹状細胞の免疫細胞です。
免疫はいつも同じ状態でいるのではなく、強まったり弱まったりしています。免疫が弱まっていたり、がん細胞が免疫から逃れる術を身につけて免疫にブレーキをかけてしまったりすると、がん細胞を排除しきれないことがあります。するとがん細胞が増殖し、がんを発症してしまうのです。
免疫療法に期待できる効果は以下の通りです。
免疫療法は、すぐに効果が現れることが多いといわれていますが、人によっては、治療を始めてから効果が表れるまでに時間がかかることもあり、治療開始から数カ月後にがんが小さくなることも。
また、中には、治療を終えてからも、その効果が持続する場合もあります。ただし、すべての人に効果があるというわけではなく、今後、まだまだ研究の必要があると言われています。
現在のところ、その有効性が認められている免疫療法はほとんどありません。臨床研究で効果が明らかにされているのは、「がん細胞が免疫にブレーキをかける」仕組みに働きかける、一部のものに限られています。
がん細胞が免疫から逃れるために、免疫細胞にかけたブレーキを解除し、体内にもとから存在している免疫細胞を活用する方法。
免疫によって異物は体から排除されますが、免疫が強くなりすぎるとアレルギーなどを発症することがあるため、その免疫反応を自ら抑制する仕組みも備わっています。その免疫抑制の仕組み(免疫チェックポイント)を利用し、がん細胞は免疫から逃れていると言われています。
そこで、がん細胞が免疫チェックポイントできないようにする「免疫チェックポイント阻害剤」が開発されました。現在、免疫チェックポイント阻害剤として「PD-1阻害剤」、「CTLA-4阻害剤」が使用されています。
現時点で、一定の効果があると考えられている免疫療法のほとんどは、こちらに分類され、国内の診療ガイドラインにも記載されています。
サイトカイン療法は、免疫細胞を活性化させる物質を投与し、体内の免疫を強める方法です。
ウイルスやがん細胞の増殖を防ぎ、NK細胞などの免疫細胞の働きを助けるインターフェロンや、NK細胞・T細胞を増殖させたり、活性化させたりするインターロイキンなどのサイトカインを投与することで、免疫細胞を活性化させます。
国内の診療ガイドラインに記載があります。
BRM療法も、体内の免疫を強める方法のひとつです。キノコ製剤、結核菌や溶連菌からつくられる微生物製剤、サメ軟骨、海藻類、穀物抽出製剤などのBRM製剤を使って、身体の免疫力を高めようとするものです。
BCGについては、国内の診療ガイドラインに記載がありますが、ピシバニールは、記載がされていません。
免疫療法の中には、科学的に証明されていないものもあり、そうした治療については、保険診療が認められず、全額治療費を負担する自由診療で行われています。
免疫療法を受ける際には、医師に、その免疫療法がどのようなものか、どのような患者にどのような効果が認められているのかを確認し、保険診療で受けられるのか、保険外併用療養費制度が利用できるのか、全額負担の自由診療になるのかを確認し、慎重に検討するようにしましょう。
参照元サイト:国立がん研究センター がん情報サービス:免疫療法
あまあまママさん(女性)
腹水が溜まり始めてくると、水分調節が出来ずフラフラするので横になっている方が楽なんだと思います
腹水対策をしながらオプジーボが効けば、腹水も溜まらなくなってくるでしょう
と言われました
後は週末、副作用の様子を見て2回目にいけるかどうかの判断になるそうです
でも、寝たきりの人にオプジーボをしても効果が得られないので腹水が抜けて動けると良いですね
でも見た目、そんなには溜まってないんですよね〜って…
じゃあ、これが噂のケモブレイン⁉️
いや、忘れっぽくはないか…
ちょっと塞ぎがちなのか…
う〜ん なんか気分が上向く事を見つけなくては
引用元:初回オプジーボとケモブレイン⁉️ そして主治医ゲット | パパが胃がんになっちゃった(>_<) いきなりステージⅣって
☆ゆっぴー☆さん(女性)
今週から免疫治療開始となりました!
先日火曜日は高血圧と頭痛で体調がすこぶる悪く、気持ちもそれに伴い落ちていました
水曜日の朝、免疫治療に向かおうとしたのですが、頭痛が酷すぎて鎮痛剤を内服…
そのまま免疫治療の点滴を受けました。
約1カ月ぶりの免疫治療…
今回はハーセプチンも投与の日…
悪寒と発熱を覚悟していたのですが、鎮痛剤のせいか、悪寒も発熱も来ず‼︎
頭痛はあるものの、普通に生活していましたが、夕方からなんだか肌寒くなり、悪寒は来ないけど、寒くて布団にもぐりこんでいました
それから39.6度まで発熱し、頭痛もMAX
夜中も熱は下がらず、朝まで頭痛と高熱にうなされました
翌日の夕方くらいから回復してきて、昨日は少し外出もできました
そして、今日また免疫治療を受けてきました!
今日はANK細胞だけだったので、点滴は30分くらいで終了
まぷこさん(女性)
今日は今年最後の外来日。
オプジーボの打ち納め。
腫瘍マーカーは少し上がっていたけれど、
今回も継続と言うことで、
オプジーボ11回目となりました。
やっぱり腫瘍マーカー上がっていた。
最近の副腎君の痛みはやっぱりだ。
体は正直なんだな!
旦那の様子は、
これと言って、悪いわけではないけど、
疲れるみたいで、
ゴロゴロ寝てばかり。
明日から島に帰るけど、
気分転換になればいいな!
まぷこさん(女性)
オプジーボ10回目とゾメタを
やって来ました。
オプジーボをやったあとは、
副腎君が痛みます。
もう落ち着いてきたけれど、
旦那いわく、
「オプジーボが副腎を攻撃している。
」
だそうです。
オプジーボを始めてから、
調子が良いのをkeep出来ているので
よしとしましょう。
血液検査で甲状腺の数値が若干高め。
オプジーボをやっていると
上がってくる人もいるみたい。
これ以上上がらなければいいのだけど。
まぷこさん(女性)
昨日はオプジーボの投与日。
無事投与できました。
先週が祭日だったため、
3週間間が空いた。
その間ものすごく色々なことがあった。
いや、ありすぎた。
そんな中で腫瘍マーカーも
CEAは若干下がり、
CA19-9は若干上がったけど
主治医は
「こんなの誤差の範囲!」
と言っていて、
オプジーボ効いているとのこと。
次回はCT撮ることになった。
オプジーボ、この調子でがんばってもらいたい。
まぷこさん(女性)
オプジーポ1回目の後の感じは
副作用は無し。
当日は副腎が物凄く痛かったよう。
旦那の表現だと、
オプジーポが癌をやっつけていて暴れているそう。
だから効いている!
と、心強いお言葉頂きました。
そして、食欲も一時の酷かった
のは脱出して少しずつ
食べれるようになってきたんだって。
当サイト(胃がん治療に対する正しい知識を身につけて病気を乗り切るためのサイト)は、私たち「胃がんとくらしを考える会」が運営する、胃がんに関する情報をわかりやすくまとめたサイトです。当サイトには、できるかぎり最新の、信頼性の高い情報を掲載するよう心掛けております。ただし、その内容の正確性・安全性について完全に保証できるものではありません。掲載情報の活用については自己責任でお願いいたします。万が一、当サイトの情報によって何らかの損害が発生した場合には、各種専門機関にご相談ください。
胃がんとくらしを考える会Copyright (C)胃がん治療に対する正しい知識を身につけて病気を乗り切るためのサイト All Rights Reserved.