胃がんの手術を受けた患者のために、手術後のお見舞いに行く際のタイミングやおすすめのお見舞い品、注意点などをまとめています。お見舞いのマナーとして覚えておきましょう。
お見舞いの際には、行っても良いかのタイミングを伺ってください。「入院した」と聞くと、すぐに駆け付けたくなるかもしれませんが、入院されている方の状態を考慮する必要があります。
お見舞いに行く際には、事前に行く旨を伝えておくのがベストです。どのタイミングで行くべきか判断が難しい場合は、患者か患者の家族へ確認してください。病院によって面会時間が違うので、あらかじめ時間の確認を取っておくと面会がスムーズです。面会時間を過ぎてしまった場合は無理に会おうとはせず、お見舞いのメッセージやお見舞い品を家族に預かってもらいましょう。
入院直後はお見舞いNGです。入院直後の患者は検査や手術の説明などで慌ただしい時間を過ごしています。患者が落ち着くまではお見舞いを避けましょう。手術日前後のお見舞いも避けます。手術前日は術前検査や説明があり、手術後も体力が低下しています。入院や手術をいつ行うのかは、本人か家族に確認しておくのが無難です。
お見舞い品には患者への配慮が必要です。具体的にどのようなお見舞い品が喜ばれるのでしょうか?
お菓子は個包装のものを選ぶ
お見舞い品にお菓子を選ぶ際は、個包装のものを選ぶと良いでしょう。病室はほかの患者と相部屋になっていることがあるので、同室の患者にも配れる個包装のお菓子がおすすめです。
暇つぶしに良い娯楽品
患者の趣味に合わせた娯楽品も喜ばれます。患者は多くの時間を病室で過ごすので、マンガ、雑誌、クロスワードパズルといった暇つぶしになる娯楽品を持っていくと良いでしょう。絵を描くのが趣味の方にはスケッチブック、色鉛筆を選ぶといったように、患者の趣味に合わせた娯楽品をお見舞い品にするのがポイントです。
現金も喜ばれる
現金も患者に喜ばれるお見舞い品になります。入院中はお金がかかるので、どんなお見舞い品を持っていくべきか迷った場合は現金を贈ると良いでしょう。ただし、目上の人へのお見舞いの場合は失礼にあたるので、親しい間柄の場合に渡してください。お見舞いに包むお金は3,000~5,000円、親しい間柄の場合は10,000円が妥当です。封筒は白か淡い模様の柄を選び、「御見舞」と書いて贈りましょう。
お見舞いの際に持っていくお見舞い品として避けるべきものがあります。どんなものを避けたほうが良いのでしょうか?
食事制限がある場合は食べ物を控える
患者が治療のために食事制限を行っている場合は、お菓子や患者の好物を持っていくのを避けましょう。食べ物を贈って良いかどうかは、家族に聞いておくと無難です。
花を贈る際は細心の注意を払う
お見舞い品として花を贈る際には、細心の注意を払わなければなりません。お見舞いの定番というイメージのある生花ですが、近年は感染症予防のために持ち込みを断る病院が増えています。持ち込みできる場合は、ベッド周りのスペースを考えて小ぶりの生花を選ぶのが無難です。
また、良くない意味の花言葉や語呂合わせの悪い名前の花など、花の知識を知っておかないと失礼にあたることがあるので、選ぶ際は気を付けましょう。根を張ることから「根付く」が「寝付く」を連想させる鉢植えもタブーです。このように、花を贈る際には気を付けるべきことが多くあるので、きちんと調べてから贈る配慮が必要です。
文字の多い本は避けたほうが無難
マンガや雑誌は気軽に読める娯楽品として重宝されますが、小説をはじめとする文字の多い本は避けたほうがベター。「文字を目で追って読む」という行為は、患者にとって負担になることがあります。本好き、活字好きでない患者に本を贈る場合は、文字の少ないジャンルの本を贈る方が無難です。
お見舞いのタイミングやお見舞い品以外に注意するべき点をまとめました。
面会時間は手短に
お見舞いの際の面会時間は短く済ませるよう意識してください。目安は15~20分です。患者はお見舞いに来る人に接する際に元気な姿を見せるために張り切る場合があります。ですが長時間は話すのが難しいことも。患者の体調を考慮して、お見舞い品を渡して顔を見に来たことを告げるだけで十分です。もし患者が「話し足りない」という場合は面会時間を延ばしても良いですが、延長する時間は長くて30分までと考えておきましょう。
会話に気を配る
面会時間と同じように、面会中の会話にも気を配ります。お見舞いの会話にふさわしい例としては、療養を促す労わりの言葉が無難です。患者が元気になるような出来事を話しても良いでしょう。避けるべき話題は病気の話や仕事の話。病状について聞くことや退院後の仕事の話などは、回復を焦らせることにつながるので控えてください。
睡眠中は無理に起こさない
面会時間に訪れた際に患者が眠っている場合は無理に起こさないのがベスト。入院中は患者の療養が何よりも最優先。目覚めるまで待たずに、家族にお土産を預けるのがベターです。もし家族や付添人が見当たらなかった場合は、持ってきたお見舞い品をナースステーションに預けるのがマナーです。
お見舞いは患者を元気づけることにつながりますが、患者の療養を優先させなければなりません。お見舞いのマナーを心得たうえで、患者や家族への思いやりを込めたお見舞い品を贈りましょう。
匿名
お花です。
日常でお花をいただける事なんてそうそうなかったので(笑)
※生花の持ち込みが衛生上禁止されてる病院もあるので事前に確認をお願いします。
あまあまママさん(女性)
がん告知されて、抗ガン剤治療を進めて3ヶ月が経ちました
最初の一ヶ月は副作用で食欲がなくなりパパは5キロ体重が落ちました
がしかし
今は5キロ増えました(笑)
シスプラチンとゼローダを減量して、食欲が戻りパクパクと順調にご飯が食べられています
ママはホッとしているのですが…
実はママも、パパと同じように体重の減少と増加がありました
なんでママが❓(笑)という感じなのですが、最初の一ヶ月は全く食欲がなく殆ど食べられませんでした
そして、パパが食べられるようになると安心したのか食欲がもどり一緒になってパクパク食べてます
体重増加がヤバイです
おまけに自宅にお見舞いの方々が続々と来てくださり、パパが食べられるようになったと聞きつけ(笑)美味しい物が我が家に集まっています
ここ2〜3日だけで…
果物
GODIVAのアイス
16区のモンブラン
果物なかなか食べきれず
ヨーグルトパフェにしてみる
ヤバイ…
太っていく
食欲が止まらない
まりすけさん(女性)
入院中に幼稚園のママ友さん
お見舞いに来てくれた時
頂いた可愛いカードセット
その中の1枚
もう少しの辛抱
明日退院します
でも喉がイガイガして嫌な感じ・・・
これから点滴
パクリ➕サイラムします
とりあえず治療出来て良かったです
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