胃がんを患った人の多くは、病巣である胃を始めとした様々な場所に、様々なタイプの痛みを経験することになります。痛みをきっかけにして胃がんが見つかった、というケースも少なくありません。しかしながら現在では、胃がんによる痛みの多くは、適切な処置によってコントロールできるようになりました。痛みを経験したとしても、耐えがたい激痛の中で死を迎えるということは、通常、ありません。
胃がんの痛みの原因には、大きく分けて「内臓痛」と「神経障害性疼痛」の2種類があります。
がんを生じた内臓において、炎症や閉塞、圧迫、臓器皮膜の急激な伸展などを原因に生じる痛みのこと。皮膚を刺したり切ったりといった刺激痛とはタイプの異なる痛みで、よく「絞られるような痛み」「押されるような痛み」と表現されています。場所が漠然とした痛みに感じられる場合が多い、とされています。
内臓痛を生じた患者において、しばしば嘔吐や吐き気、発汗などが見られる場合があります。
がんの影響により、末梢神経や中枢神経が直接侵されることで生じる痛みのこと。「灼けるような痛みが続く」(灼熱痛)、「槍で突き抜かれたような激痛が走る」(電撃痛)などと表現される場合があります。また、通常よりも痛みを感じやすくなる「痛覚過敏」が見られることもあります。
かつて、がんの痛みに耐えること自体が美徳と考えられていた時代もありました。しかしながら現代では、鎮痛治療薬の開発が進展したことに加え、鎮痛処置を行なうこと自体がその後の経過に好影響をもたらすことが分かり、痛みへの対処治療は、初期ステージから積極的に行なわれています。
以下、胃がんの痛みに対する一般的な治療法について確認します。
がんの痛みが軽度の場合は、非オピオイド鎮痛薬(NSAIDs、アセトアミノフェン)を使用します。初期ステージで痛みが弱い場合、または進行しても痛みが弱い場合には、非オピオイド鎮痛薬の投与が推奨されます。
軽度~中度の痛みに対しては、弱オピオイド(コデイン、トラマドール)を追加的に使用します。
中度~高度の痛みに発展した場合には、弱オピオイドから強オピオイド(モルヒネ・フェンタニル・オキシコドン・タペンタドール)へと切り替えます。
強オピオイドに属する4種類の鎮痛剤でも痛みをコントロールできない場合、メサドンの使用が検討されます。
なおオピオイドとは、広義において「麻薬性鎮痛薬」を指す言葉となっています。
胃がんによる痛みは、適切な鎮痛剤の使用により、その大半を取り除くことができます。逆に言えば、もし痛みが改善されない場合、医師への痛みの伝え方が適切ではない可能性があるでしょう。
医師に痛みを伝える際は、以下の5点のポイントをしっかりと伝えるようにしましょう。
いつから痛みが生じたか?
「今朝から」「先週の金曜日から」など、具体的に痛みが生じ始めた時期を伝えてください。
どこが痛みを感じるか?
「胃が痛い」「胃を中心に漠然と痛い」など、痛みや違和感のある場所を伝えてください。
どのような時に痛みを感じるか?
「寝返りを打つときに痛む」「常に痛む」など、特に痛みを感じるタイミングを伝えてください。
どのようなタイプの痛みか?
「刺すような痛み」「絞られるような痛み」など、自覚している痛みのタイプを伝えてください。
痛みによってどのようなことに困っているか?
「痛くて寝られない」「痛くて起き上がれない」など、痛みが原因で困っていることを伝えてください。
患者の胃がんの痛みに対して直接的な処置を行なうのは、医師です。家族がその痛みを除去してやることはできません。家族は、痛みと闘う患者に対し、以下のように接していきましょう。
患者が痛みを感じる部分を軽くさすったり、軽くマッサージをしたりすると、痛みが多少緩和することがあります。痛みを感じている部分を温めることも効果的です。
家族との会話を楽しんだり、患者が好きな音楽を聴いたりして気を紛らわせることが、痛みの緩和につながることもあります。患者の状態にもよりますが、院外を散歩するなどして気分転換を図ってみても良いでしょう。
繰り返しますが、一昔前に比べ、現代はがんに対する鎮痛技術が飛躍的に向上しています。よって、適切な鎮痛コントロールがなされている限り、「激痛の中で死を迎える」ということはありません。まずは家族がこの事実を認識し、患者に対して不要な悲壮感を抱かないようにしてください。
残された時間における患者のQOLを大切にし、患者がもっともリラックスできる環境作りをしていきましょう。
tsurmicさん(女性)
ここ数日肝臓のあたりに感じていた痛みが
昨日もういっぱいいっぱいになり
痛み止めも薬効かん状態
史上最強のシンドさにさすがの私も覚悟をし
昨晩息子君に告知しました
「ママの病気は治らないんだ
ちょっと早く天国に行く事になるんだよ」
「天国ってどこにあるの?どうやって行くの?」
「天国は死んだ人がお空の階段を登って行くんだよ」
ここで察知したようで
二人涙を流しまた
「◯◯ちゃんが大人になってから行くんじゃないの?」
「ゴメンね。
普通はそうなんだけど、ママは病気だからそうできないんだ。」
「◯◯ちゃんが小学校にあがってからとか。」
「ママもそうしたいんだよ。
頑張るからね。
でも、パパとおじいちゃんおばあちゃんおじさんおばさん皆で◯◯ちゃんを守ってくれるから、何も心配しなくていいからね。」
その他細々と質問され
泣きながら眠りにつく姿を見て
心が張り裂けそうでした
身体も痛いけど心がもっと痛かった
たった4歳の子に
こんな話をするなんて
辛いとかそーいうレベルではない
拷問でした
tsurmicさん(女性)
本日も朝早くから始動
実家Wi-MAXの設定やら登録やらを完了
ちゃんとテプラで各ボタンの用途まで書いてあげ
書類もまとめてわかり易いわあ
ああ、こんな人お嫁さんに欲しい。
(←何か違う?)
年内目標だったPC3台の廃棄がまだだわ~(もう無理ね。
年明けだわ~)
続けて、店頭受け取りのお節料理の注文も済ませ
妹へのクリスマスプレゼントも手配し
有馬記念馬に集中する時間を確保する為スタバへ
GIFT券を使ったらおまけがついてきた可愛い
おまけなくならないうち残りの券で飲まなきゃ
地元駅スタバ前のツリーです
夜はバグパイプの演奏もあったり人がすごいらしい(→無関係な人だわー)
図書館で本を返却、借り
お隣駅へ
まずは無印へ
明日息子君と作るクッキー用アイシンセットを購入
髪なびかせるのよ美容院プロジェクトに良さそうなトライアルセットをロクシタンで
前使っててお気に入りだったこれら復活しようかな~
おまけもたくさんついてきた
DEAN & DELUCAで好物のプレッエルを購入し
前は駅ビルに入ってなかった船橋屋でお気に入りのくず餅をゲットし
ANTONIO'S DELIでお昼にカレーカレーを購入して帰宅
こうしているうちにも痛みはあり~
お昼後1度薬を飲んだらしばらくダウン
tsurmicさん(女性)
どうも肝臓のあたりの痛みが前日より増していて
いかん
先日自宅近所の調剤薬局で取り寄せとなった医療用麻薬
足りないかも。
?
飲まないようにガマンしてたら
夜
やっぱり痛い
これでは週明けまでもたないと
病院へ電話
ごめんなさーい
こんなに痛くなるなんて想定外
横着しないで病院前の調剤薬局で処方薬をすぐに受け取っておくべきだったと
深く深く反省
病院にも
夜寒い中、車で送迎してくれた母にも迷惑かけた
それまで夜中は2包でやり過ごせていたオキノーム薬
昨晩は4包
今さっきも1包投入しました
これじゃあ年明けまできついなー
もう1回外来行く必要あるなあ
ってか、これ以上痛くなったらどうするんだろう
いろんなタイミングで薬効かない時間が発生した際かなり辛い痛み
こんなに痛みを経験するなんて想定外
びっくらこいてますが
さてはてどうなる事やら。
紅光さん(男性)
まかちゃんさん(女性)
6月6日(月)に入院となった日、
主治医になった循環器の先生に胃のこともお話しました。
ガンかも!と不安になってから、胃がキリキリ痛み、背中も痛みだしたこと。
それと、そういえば、5月頃から食べるラー油とキムチにはまり、
そのせいか満腹時に軽い胃痛があったこと・・・。
私が怪しいと思ってたのは胃
前に検索して出てきた、
「左鎖骨上部にあるリンパ節をウイルヒョウといい、
ここの腫れは胃癌の徴候として知られている」
の文が、すごく気になっていたのです汗
胃カメラ、飲んだことがなく辛そうなイメージで、
できれば飲みたくはないけど・・・
でも、先生がしたほうがいいとおっしゃったらする覚悟でした!!
しかし先生は、聴診器をあてたり触診した後、
たぶん大丈夫でしょう
とおっしゃり、胃薬(パリエット錠)を飲んで様子を見ることになりました
この時、自分から
「胃カメラしてください」
と言えば、もっと早くガンが見つかったかもしれません・・・
でも、できれば胃カメラ飲みたくないし、
先生が大丈夫と言うなら大丈夫だろう!
と自分に言い聞かせてしまいました・・・・
結果、ガン告知を受けるのは、
この日から17日後になってしまいました
くたびれ はてこさん(女性)
一昨日抜いたばかりの腹水が早くも耐え難い量になり、朝一で緊急入院することになった。
もちおは昨晩からほとんど眠ることができないほど悶え苦しんでいる。
痛み止めのモルヒネを数時間ごとに点滴に注入しているが、胃がんの痛みは軽減されても腹水の圧迫感にはまったく効果がない。
もちおはもともと察してほしがるところがあったが、無視しようがないほど痛みと苦しみを訴えてはきても、病院へ連れていってほしい、医師に連絡をとってほしいといった具体的なことはなぜか何も頼んでこない。
これがとても困る。
痛くても家にいたいのか、医師に連絡して救急車を呼んでほしいのかといったことがわからない。
それを尋ねるたびに顔をしかめ、こちらを睨んで「これだけ苦しんでいるのに、そんなこともわからないのか」という顔で唸る。
わたしはうつらうつら眠りに入りそうになるたびもちおの呻き声に起こされ、どうすることもできないまま背中をなでさすって夜が明けた。
夜が明けたら病院へ電話して、腹水を抜いてもらおうか、と声を掛ける。
もちおはベッドの上にうずくまり、渋面のまま無言で頷く。
「わかりました。
念のため入院の準備もしてきてください」と医師にいわれる。
わたしはすっかり慣れてしまった入院のための手回り品を支度しながら、今日は腹水を抜いたら帰ってくることになるだろうと思っていた。
いつもベッドが空くまで待たされるのだ。
おそらく当初の外来の日に仕切り直すことになるだろうと。
もちおはわたしから医師の返事を聞くと、いままでの苦しみが一瞬で消えたかのようにすっくと立ちあがって着替え始めた。
一刻も早く病院へいって、この苦しみから逃れたいという気持ちがそうさせるのだということが、この頃にはわたしにもわかるようになった。
「いってきます」も何もない、ただただ慌ただしく気のせく出立だった。
それがもちおが生きて家を出る最後の姿だった。
結果的にわたしの予想は外れ、もちおは医師のはからいで豪華な応接室のような有料個室に緊急入院することになった。
もちおはこの日痛みのために診察用の椅子に座っていることもできなかった。
床に崩れて椅子にすがりつくもちおに普段やかましい看護士が血相を変えて車椅子を持ってきた。
入院手続きを終えて部屋へ戻ると医師らがベッドを取り囲んで腹水を抜いていた。
穿刺するため処置室と病室を往復するだけの体力がもちおになかったのだ。
腹水を抜いたあとも、もちおは痛み止めのモルヒネを注入するフラッシュボタンを片時も離さず、左手に握りしめていた。
痛み止めを打ってから朦朧として意識が混濁する数分間だけが、この頃もちおが息をつけるひとときだった。
意識が戻るとすぐ次の痛みの波への恐怖が襲ってくる。
bell0ayaさん(男性)
先週の土曜、最初に通っていた病院の近くまで用事があって行きました。
死ぬ二週間ほど前にシャント手術をするために転院したのですが、その時のことを思い出しました。
妻は痛みと悪心でもう、ぐったりしている状態で救急車に載せられて転院をしたのですが、主治医の先生が、見送りに来てくれていました。
手術が終わったらまた、戻ってきてねと見送られ、妻は気力で笑顔を作り、手を上げてバイバイと言って別れたのですが、戻ってくることはできませんでした。
本人はもちろん、先生も私も戻ってこれると信じていましたし、それは、別に楽観的な希望でもなく現実的な予定だったと思います。
でも、だめでした。
入院中だったのにも関わらず、そして私が隣にいたのにも関わらず発作的に心肺停止となってその後数日で亡くなりました。
何が悪かったのか分かりません。
何かきっかけがあれば、直ぐにそれに結びつく事を思い出して、悲しんだり、後悔したり、答えの出ない疑問を繰り返し抱くのです。
bell0ayaさん(男性)
2、3日前からお腹が痛いと言い出しました。
食べ過ぎじゃないかと流していますが、本人はどう思っているんでしょうか?
少し突っ込んで話を聞いた方が良いのか、何でも無い様にサラッとするのが良いんでしょうか。
本人は、もしかして心配してて、話を聞いてもらいたくて、訴えているのか判断に迷います。
主治医の先生に一応話しといたらとは、言ったけど、聞けるもんですかね。
あまあまママさん(女性)
胃カメラを撮った次の日
「カメラで見たところ、腫瘍がありました。
悪性だと思われます」
え❓胃がん❓
咳は❓足の付け根の痛みは❓
「生体検査に出していますので、骨髄の検査結果と合わせてまた説明しますね。
でも原因は消化器科になるので転科となり担当医が変わります。
気管支内視鏡検査もしません」
さようなら〜という感じで去っていくK先生を見送るバカ夫婦(>_<)
(この後、何度か病院内でK先生に会いましたがガン無視されてます(笑))
そして、その4日後の4月14日
消化器科の担当医と名乗るℹ︎先生が登場です。
入院中の部屋に来られ、
「胃がんの末期です。
ステージⅣです。
リンパに転移していて肺に炎症があります、骨転移もあります。
手術はできず抗ガン剤治療になります。」
色々検査してやっと見つかったガンだから、きっと初期だよ。
切れば大丈夫と楽観視していたバカ夫婦は奈落に突き落とされたのでした。
つまり、胃に出来たガンが縦隔リンパに転移し、肺に転移して炎症を起こし咳を出し、骨にも転移して足の付け根に炎症を起こし骨折したという事にやっとたどり着きました。
最初の肺気腫診断から2ヶ月が経っていました。
だから、足の付け根が痛いってずっと血液内科K先生に言ってたじゃんか〜〜
てつッチさん(男性)
お腹の張りは抗がん剤再開してから腹水が減ったようで、治まりつつあり良かった。
炎症も大丈夫なようで一安心。
しかし紙一重っぽい感じもする。
こないだのケモの検査の白血球は4000だったから今はもっと減ってるかも知れないし、お腹の炎症が悪化するだろうって主治医も言ってた。
キアイでなんとかなる物ならいいけど、今は自分の身体の力の見せ所!!
そうなると休薬期間が怖い。
また腹水が増えてくるしくなったり痛くなったりするのかな。
やだな~。
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