胃がんと免疫力の関係について解説しています。
手術や抗がん剤、放射線など、胃がんの治療を行うと、免疫力が低下してしまいます。手術による免疫力低下の理由としては、以下のものが考えられます。
胃がん治療における免疫力低下の原因は手術による免疫力の低下と、抗がん剤治療による免疫力の低下です。
免疫力が低下すると、ウイルスや細菌にも感染しやすくなり、感染症を引き起こす恐れがあります。感染症の代表的なものが肺炎、虫歯、感染性腸炎など。
感染症が疑われる症状として、発熱、せき、寒気・ふるえ、歯肉炎・虫歯・口内炎、腹痛を伴う下痢などがあり、これらの症状があらわれた場合には、すぐに病院を受診するようにしましょう。
感染症を防ぐために、日常生活でも気をつけておくべきことがたくさんあります。室内を清潔にしたり、外から帰ったらうがいや手洗いをしたり、シャワーや入浴をして体を清潔に保つことなどです。
口の中も毎食後と寝る前の歯磨きで清潔に。ただし、歯肉を傷つけないよう、やわらかい歯ブラシと刺激の少ない歯磨き剤を使います。食事は、作ったらすぐ食べること。生ものは、新鮮なものならいいのですが、火を通したほうが安心です。
免疫力が低下すると、さまざまな感染症にかかりやすくなってしまいますが、反対に、免疫力がアップすれば、感染症から身を守ることができます。
その免疫力を上げる成分として、いま、注目されているのがRBS米ぬか多糖体。NK細胞に働きかけて、免疫力を活性化する作用があるといわれています。
実際に、がん患者にRBS米ぬか多糖体を1~2週間、摂取してもらったところ、摂取前と後とでは、NK細胞の活性性が約3~10倍にアップしていることがわかりました。
NK細胞を活性化させて免疫力をアップさせるほか、RBS米ぬか多糖体には、抗がん剤や放射線治療の副作用を抑える作用があると考えられています。ただし、RBS米ぬか多糖体は、食物繊維由来の成分なので、一度にたくさんの量を摂ると、お腹がゆるくなってしまう場合もまれにあります。
当サイト(胃がん治療に対する正しい知識を身につけて病気を乗り切るためのサイト)は、私たち「胃がんとくらしを考える会」が運営する、胃がんに関する情報をわかりやすくまとめたサイトです。当サイトには、できるかぎり最新の、信頼性の高い情報を掲載する心掛けております。ただし、その内容の正確性・安全性について完全に保証できるものではありません。掲載情報の活用については自己責任でお願いいたします。万が一、当サイトの情報によって何らかの損害が発生した場合には、各種専門機関にご相談ください。
胃がんとくらしを考える会Copyright (C)胃がん治療に対する正しい知識を身につけて病気を乗り切るためのサイト All Rights Reserved.