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胃がんの検査方法を紹介!場面で検査の種類が変わるって本当!?

胃がんの検査内容とは?


早速ですが、胃がんの検査内容を見てみましょう。今回は、3つのシチュエーションに分けて検査方法を紹介します。

1.胃がんの有無を確かめる目的で使われやすい検査方法


内視鏡検査


先端にレンズが付いた管(=内視鏡)を口内or鼻の穴の中から挿入し、胃の内部を確認する検査で所要時間は10~30分程度です。

検査中に胃の中の様子がモニターに映るため、患者も検査中に症状を確認できます(病院によっては確認できない場合もあります)。検査を行う前は局所麻酔をするので、管を挿入したときの痛みも和らぐでしょう。

ただし、患者によっては麻酔薬で副作用を発症するケースがあります。特に、持病がある人や薬の服用をしている人は検査前に医師に伝えてください。

X線検査


X線と呼ばれる電磁波を利用して調べる方法で、「バリウム」を飲んだ後に検査します。バリウムを飲む理由は、胃の内部を膨らませて見えやすくするためです。ただ、内視鏡検査をする場合は、X線検査は省略される傾向が強いです。

2.胃がんが疑われる症状が良性か悪性か調べるために使われやすい検査

病理検査


ガンが疑われる箇所の組織を実際に採取し、胃がんの良性・悪性を調べる方法です。胃がんの病理検査では「グループ1~5」に分類されており、グループ1~4の場合は「がんではないorがんとハッキリ確定できない」、グループ5の場合は「がん」と確定されます。グループ分けは、がんの進行度合いを表したものではないので気を付けてください。

3.胃がんの症状、進行具合を見るために使われやすい検査

PET検査


身体全身の細胞内を見る検査で、注射器を利用し「ブドウ糖」が入った液剤を投入して行われます。ただ、どの患者さんにも行う検査ではなく、他の検査でがん細胞の様子を見られなかった場合に使われることが多いです。

CT検査


CTスキャンと呼ばれる大型機械を利用して行う検査です。身体の内部が輪切り上で撮影され、その映像を基に胃がんが発生していないか確認します。なお、CT検査では「ヨード造影剤」が使用されるため、腎臓病・ぜんそく気味の人は検査前に医師へ伝えましょう。

注腸検査


肛門からX線写真を撮影し、胃がんの症状が腸内に転移していないか確認するための検査です。検査当日には腸内を空っぽにする必要があるので、前日には下剤を飲む必要があります。

また、注腸検査の直前にバリウムを飲んだ検査(胃X線検査など)をした場合、腸内に残留物があるためきれいに撮影できません。検査日程には、くれぐれも注意してください。

胃がん検査の費用は?


この章では、胃がん検査の費用を見てみましょう。

4000円程度で検査可能


採血で胃がんの検査をする場合は、4000円程度で可能です(別途診療費が発生)。また、他の検査についても1万円~2万円前後でできるので、そこまで高額な検査という訳ではありません。

自費診療か保険診療で費用は変わる


同じ検査内容だとしても、検査方法で値段は変わります。人間ドックのようにメンテナンスするための胃がん検査の場合は、自費診療扱いになるので全額負担のケースが多いです。

しかし、胃がんの症状が発生している(疑いがある)場合は、保険診療となり支払額が安くなる可能性が高いです。ただ、検査内容・病院によっては自費診療しか扱ってない場合もあるので注意しましょう。

まとめ


胃がんは、がんの中でも発生率・死亡率が比較的高い病気です。高齢者だけではなく、若い方でも発症する可能性はあります。少しでも早く胃がんを発見する(胃がんがないか確認する)という意味でも、胃がんの検査は行うべきと言えるでしょう。

また、検査方法も複数の種類があり、患者さんに胃がん検査の選択肢を用意してくれている場合もあります。身体の健康を守るためにも、胃がん検査を利用してみてはどうでしょうか?

※本記事の内容などは2018年3月現在のものです。

【参考】

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