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放射線治療

手術が主流の胃がん治療において、放射線治療が行われるのはどのようなときか。放射線治療の効果や副作用などを紹介します。

胃がんでは放射線治療があまり行われない理由

胃がんの場合、胃がんのがん細胞が放射線にあまり反応しないこと、胃の周辺にある、がんに冒されていない臓器が放射線に弱いことなどから、放射線治療が主力の治療法になることはあまりありません。

補助的な治療法として主に用いられる

しかし、切除できない進行がんや抗がん剤が効かない進行がん、再発した胃がんなどに対する補助的な治療法として用いられる場合があります。

とくに、がんが骨に転移して、強い痛みのある患者さんに対しては、症状を軽減する目的で放射線治療が行われています。また、骨転移すると、骨がもろくなり、骨折をしやすくなるので、放射線治療をすることで、骨折を予防する効果も期待できます。

さらに、胃がんが血管を通して脳に転移した場合、脳に対する抗がん剤は一般的ではないため、放射線治療が主に行われます。放射線治療は、がん細胞が分裂して増える際に作用し、がん細胞が増えないようにしたり、細胞が新しい細胞に置き換わる際、脱落するよう促し、がん細胞を減らしたり、消滅させたりしていきます。

放射線治療では、その臓器を切除せず、そのまま残せるので、臓器の働きを阻害せずにすみます。放射線治療にはいろいろなメリットもありますが、胃がんの場合の治療法としては、手術による切除と抗がん剤治療が主流です。

放射線治療の方法

胃がんで放射線治療を行う場合、胃の中に食べ物が入ると胃が拡張し、がんや胃の一部が放射線の照射範囲からずれてしまうことがあるので、空腹時(朝食前)に行われるのが一般的です。

放射線治療の前に、CTで胃やがんがある部分、周辺臓器の位置を確認して、胃がんが呼吸によって動くことも考慮しながら、照射する範囲を的確に決めます。

通常、放射線治療は、週に4~5日、1日に1回照射する治療を、4~5週間、続けて行います。1回に照射する放射線の量は、がんの状態などによって違います。

放射線治療の効果をさらに高めるため、抗がん剤が投与されることもあります。

放射線療法の副作用

放射線の副作用は、治療中や治療直後のほか、治療後半年から数年経ってからあらわれるものもあります。

放射線の照射中や直後には、放射線によって胃粘膜が荒れ、胃炎や胃潰瘍のようになり、食欲低下、吐き気、嘔吐、放射線酔い、全身倦怠感などの副作用があらわれることがあります。

また、周辺の臓器にも影響が出ることがあり、腸管のぜん動亢進によって下痢や軟便、腹痛などが起こる場合もあります。こうした副作用の多くは、治療後、1~2週間でおさまるといわれています。

参照元サイト:九州大学病院がんセンター:胃がん

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