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胃がんの再発・転移の可能性

胃がんの再発と転移の違い、転移した場合の治療法、再発・転移の予防方法についてまとめています。

胃がんの再発と転移の違い

再発とは、手術などで切除し、治癒したように見えても、同じ場所や、別の場所に再びがんがあらわれてくることです。

再発が起こるということは、手術の際、顕微鏡で見てもわからないくらい微小ながん細胞があったということになります。

こうした小さながん細胞が、時間を経て大きくなり、見えるようになってきたということです。

転移は、がん細胞が発生した場所で大きくなり、さらに別の臓器に移動して、そこで根を張って大きくなることです。

ほとんどの場合、再発は、術後3年以内に起こります。ですから、5年経って再発がなければ、胃がんは根治したと考えられるのです。

早期胃がんは再発しにくく、ステージが進むごとに再発する確率が高くなります。

再発した場合、1箇所だけでなく、あちこちに重複してがんがあらわれたり、同じ臓器に多発することが多いため、手術ですべてを切除するのは難しいといわれています。

そのため、治療法は、抗がん剤治療がメインとなりますが、胃がんの再発の場合、完治を目指すことが困難になる場合が多いようです。

胃がんが転移しやすい臓器とは

胃がんが転移しやすい臓器は、リンパ節、肝臓、腹膜、遠隔臓器としては肺、骨、脳

胃がんは比較的早い段階から、リンパ節に転移しやすいといわれ、胃の近くのリンパにがんがとどまっている場合は手術も可能ですが、さらに広がると、抗がん剤による治療になります。自覚症状はあらわれにくく、皮膚の表面のリンパ節に転移すると、しこりになることもあり、触るとわかる場合があります。

がん細胞が血管に入り込んで他の臓器に転移することを血行性転移といいますが、胃がんの場合、とくに肝転移が多いのが特徴。肝臓に転移しても症状があらわれにくいと言われていますが、部位によっては早期に症状があらわれることがあります。肝転移の場合、多発することがあるので、メインの治療法は抗がん剤治療になります。

胃がんが進行して胃壁を貫いてしまうと、がん細胞が直接、腹腔の中に散らばってしまいます。これが腹腔への転移で「播種性転移(はしゅせいてんい)」と呼ばれます。胃がんが腹膜に広がると、すべてを除去することは非常に難しく、腹膜転移の治療法は、抗がん剤と対処療法が行われます。

肺にがんが転移した場合、明確な症状が出てくることは少ないのですが、場所によっては、咳が出るなどの症状があらわれることがあります。肺への転移があると、全身にがんが広がっている可能性があるため、抗がん剤治療が選択されることがほとんどです。

がんが骨に転移すると、骨がもろくなって痛みが出ます。さらに進行すると圧迫骨折を起こすことも。骨転移によって痛みがある場合には、放射線治療が行われます。

脳に転移すると、吐き気や頭痛が出てきます。その他、がんができた個所によってはものが見えにくくなったり、歩きにくくなったりという症状があらわれるので、早期でも気づきやすいといわれています。がんが小さければ放射線治療が、大きければ手術で取り除くこともあります。

胃がんが転移しやすい臓器の
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胃がんの転移を予防する方法は?

胃がん転移を予防する方法として、手術の後に抗がん剤治療を行うという方法があります。

また食生活の見直しも必要になってきます。例えば野菜や大豆製品などを積極的に摂ること。術後、豆腐を週に3回以上食ると、がん死の危険率が0.65に、週に3回以上生野菜を食べている人の危険率は0.74になるという報告があります。

また、免疫力をあげることも重要で、免疫力をあげることでNK細胞が活性化し、がん細胞増殖を防いでくれるのです。

胃がん転移を予防する
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知っておきたい胃がんと免疫力の関係
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