人気の中華の定番メニューを術後でも楽しめるよう、香辛料を使わずに仕上げたレシピです。脂質を抑えるため、豚ひき肉ではなく、鶏胸ひき肉を使用しています。※1
豆腐は消化にやさしく、骨粗鬆症を予防するはたらきのある、大豆イソフラボンを含んでいます。また、鶏胸ひき肉には、術後しっかり摂りたい、私たちの体をつくる元となるタンパク質が多く含まれています。※2
*注目の栄養素
木綿豆腐:タンパク質、カリウム、カルシウム
鶏胸ひき肉:タンパク質、カリウム、ビタミンK
調理時間 15分、エネルギー 190kcal
①木綿豆腐を1cm角の食べやすい大きさに切る。
②鍋に鶏胸ひき肉を入れ、中火にかけて炒める。(テフロン加工のない鍋の場合、油を挽く必要があります。)
③②の肉に半分火が通ったら、Aと①を入れる。
④落とし蓋(キッチンペーパーでも可)をして中火で10分煮る。
⑤④をお皿に盛り付け、上にネギの小口切りとカニカマを盛り付けて、完成。
豆腐を小さめに切ることで、より早く味付けが可能になり、調理時間を短縮できます。
煮崩れを防ぐために、堅めの豆腐を選ぶのがポイントです。
鶏胸ひき肉は固まらないように、バラバラに炒めるとより消化しやすくなります。
落とし蓋をすることで、均一に味付けをすることができます。
濃口醤油を減塩醤油にすると、塩分を抑えることができます。
【参考文献】
※1 戸塚雄弐 発行者『オールガイド食品成分表 2017』実教出版編修部
※2 杉山英子・小長谷紀子・里井恵子 著『基礎栄養学(第2版) 〜食生活と健康について考えるための基礎〜』化学同人
わたしがレシピ監修しました!
和食ライフスタイリスト marie
管理栄養士
兵庫県尼崎市出身。『和食』のある食卓を囲む、心も身体も豊かなライフスタイルを広めるべく、和食ライフスタイリストとして活動中。料理初心者でも取り入れやすい、美味しさ、時短、栄養バランスが整う、驚きの“1アイディア”のあるスタイリッシュな『和食』のレシピを提案している。
<調理のナゼ?をナルホド!に。レシピから卒業する料理教室>主催、レシピ開発、食育イベント、コラム執筆など幅広く活躍中。
ブログURL:https://ameblo.jp/s-conecty
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